ProcessingをMeryで開発するための拡張機能作った
今回は去年書いたこの記事の続きです.
wgg.hatenablog.jp
今回作った拡張機能は本文下の方で配布リンクを書いています
以前作ったProcessingをMeryでコーディングするための拡張が,不十分だったので改善して作り直してみました.
前回の問題点
前回の記事では3つ問題点が残っていました.
- オートインデント
- 同名のシステム変数と組み込み関数
- 辞書リストの情報量不足
1.オートインデント
未解決です,まだやっていません.
2.同名のシステム変数と組み込み関数
ProcessingにはmousePressedなど,同じスペルで,変数/関数 どちらでも機能する語句がいくつかあります.
それらはProcessing上では正しく区別して表示してくれるのですが,Meryで同じ表示をすることはできませんでした...
自分の知識不足なだけかもしれませんが,現状では関数は括弧()を含めて色を付けるようにしました.
左:ProcessingのIDE
右:今回作成した構文ファイルを適用したMery
3.辞書リストの情報量不足
色々探していたら,Processingで使われる(恐らく)全ての単語を網羅したリストが,Processingの実行ファイルと一緒に入っていました.
↑:作成した構文ファイル&語句リスト
使用例
MeryでProcessingの開発をできるようにする拡張機能作り直した
— WGG (@WGG_SH) 2017年5月25日
自動タブとかはMery側でもう少し弄らないといけないけど
前のよりは良い感じになってるはずなので,需要があったら配布する...かも? pic.twitter.com/JV6WlP8pei
こんな感じに,前回消しきれなかった不満点の多くを取り除いて作りなおすことができました.